Hachinet Logo
×

EC-CUBEとは?基本知識から導入のメリット・デメリットまで説明

コストを抑えて、手軽にインターネットでショップをオープンできる方法をご存知ですか? ネットショップのオープンやECサイトの構築に便利なのが「EC-CUBE」です。では、「EC-CUBE」とはどういったものなのでしょう。 今回は、このEC-CUBEについてご紹介します。

 2021年02月01日

コストを抑えて、手軽にインターネットでショップをオープンできる方法をご存知ですか? ネットショップのオープンやECサイトの構築に便利なのが「EC-CUBE」です。では、「EC-CUBE」とはどういったものなのでしょう。 今回は、このEC-CUBEについてご紹介します。

コストを抑えて、手軽にインターネットでショップをオープンできる方法をご存知ですか?

ネットショップのオープンやECサイトの構築に便利なのが「EC-CUBE」です。では、「EC-CUBE」とはどういったものなのでしょう。

今回は、このEC-CUBEについてご紹介します。

 

1.EC‐CUBEとは?


EC-CUBE(イーシーキューブ)とは2006年にオープンソースとして公開されたECサイト向けのコンテンツ管理システム(CMS)です。

ECサイトを構築する場合、レンタルカートやモールに出店することは手軽ですが、その多くは機能やデザインなどが制限されます。反面、すべて自由にゼロから構築するとなると、高額な費用や手間がかかります。EC-CUBEはそれら双方の良さを備えており、費用をかけずにオリジナルなECショップを作りたい人におすすめです。

 

2. 機能


2.1. 管理機能

まずは店舗運営に不可欠な管理面についてです。その運営を正確かつ効率良く行うために、以下の管理機能が備わっています。

  • 認証機能

管理者登録したユーザでのID/パスワードによるログイン

  • 商品管理

商品情報から在庫数まで登録できるレビュー管理も可能

  • 受注管理

受注情報、配送情報、納品書の出力まで管理できる

  • 会員情報管理

顧客情報の検索・登録・編集ができる仮登録完了メールの再送も可能

  • コンテンツ管理

フロントトップページに表示する新着情報や商品情報の登録・編集ができる

2.2. フロント管理

管理機能の次は、会員の操作画面を設定する機能です。売上に直結するので大変重要な役目を果たしています。

  • 商品紹介

商品の特徴を、魅力的なデザインやレイアウトでわかりやすく提示しています。商品購入の検討から、実際に購入手続きに移行するために最も重要な機能です。ユーザレビューやお気に入り登録機能も整っていて、購入促進に役立っています。

  • 商品注文

商品の購入手続きを滞りなく進めるための、各種プロセスが整っています。決済だけでなく、配送時間の指定まで可能です。

  • お客様ページ

会員の登録から退会までを管理しています。注文履歴の表示やお気に入り商品の登録までが対応可能です。

 

3. EC‐CUBEのメリット・デメリット


           

3.1.メリット

  • 開発コストを抑えてECサイトを作れる

EC-CUBEを利用するメリットとして挙げられるのが、製作コストの安さです。もしも、ECサイトを独自に開発しようと考えた場合、ゼロから設計を行う必要がある分、開発に掛かるコストも増大します。EC-CUBEを使えば、ECサイト製作に必要な機能が揃っているおかげで、コストを抑えてサイト製作を行うことができるのです。

  • 標準でECサイトに必要な基本機能がほぼ揃っている

すぐにでも営業を開始するために、まずはパッケージに基本機能が組み込まれている必要があります。開店当初は、過剰な機能が運営の支障になることもあるため、注意が必要です。
EC-CUBEでは、ECに必要な基本機能は標準搭載されている他、追加機能はプラグインという形でも提供されており、必要な機能だけを導入することができます。
特に、ECに欠かせない決済機能は充実しており、一例として、「EC-CUBEペイメント」と呼ばれる決済サービスなどが公式のストアである「オーナーズストア」から提供されています。

  • カスタマイズ性が高い

ECサイトを作るうえで、カスタマイズ性の高さもEC-CUBEのメリットと言えます。例えば、サイトデザインの面では、豊富なテンプレートの中からデザインを選べるので、サイト運営者や商品のイメージに合ったECサイトの製作を行うことが可能です。また、機能面においても、数多くのプラグインが充実しています。「商品をもっと速く表示させたい」、「ECサイト内に自動翻訳機能を付けたい」、「定期販売がしたい」といった細かな要望も、すべて拡張機能で対応が可能です。

  • 情報共有できるコミュニティが充実している

EC-CUBEは開発や店舗運営に関わる人に向けたコミュニティが充実しています。困ったことがあっても、ほかのユーザーにすぐに質問できる体勢は整っているため、初心者でも問題解決がしやすい点も特徴です。EC-CUBEは日本で作られたソフトウェアなので、国内の利用者が多く、日本語で質問しやすい環境が整っています。

3.2. デメリット

自由度が高いということは扱えるだけの技術力が必要ということです。障害・トラブルについては全て自己責任で対応しなければなりません。

他の有料ASPやパッケージで何らかの問題が発生した場合は、障害や契約の内容にもよりますが提供側の責任が問われます。

しかし無償利用可能なオープンソース版のEC-CUBEはGPLライセンスであり、これは使用中のトラブルに責任を持たないと明示するものです。

基本的な機能はそのままで利用することができますが、本格的なカスタマイズを行う際にはPHP・HTML・CSSなどのスキルが求められます。

またWordPressなどと同様、セキュリティや脆弱性対策について常に気にしておかなければならない側面もあるでしょう。

またEC-CUBEが標準サポートしていない関連商品・ランキング表示などの機能は、プラグインを導入しないと利用することができません。

 

4. EC-CUBEの動作環境


EC-CUBEを動作させるためには、以下のシステム要件を満たす必要があります。またEC-CUBEのバージョンによって、システム要件は若干異なります。最新版(4.0系)の場合は、上記のリンクに記載のある内容をご覧ください。

  • Webサーバー

Apache(2.4.6)は、動作確認済みです(mod_rewrite / mod_ssl 必須となります)。

  • PHP

PHPのバージョンでは、7.2.19が動作確認済みです。PHPライブラリとして、必須と推奨の指定が多くあり、正しく快適に動作させるためには、全て組み込んでいなければなりません。詳しくは、システム要件ページの「ソフトウェア要件(4.0系)」を参照してください。

  • データベース

通常の用途で、動作が確認されているデータベースとそのバージョンは、PostgreSQL (9.6.6) (pg_settingsテーブルへの参照権限が必須)とMySQL(5.6.33) (InnoDBエンジンが必須)です。

  • レンタルサーバー

EC-CUBEに限った話ではありませんが、導入には、最初から動作可能なレンタルサーバーを選択する方が賢明です。その際のポイントは以下の通りです。

 +EC-CUBEオフィシャルパートナー(6社)より選択

 +簡単インストールに対応したサービスの方が早くて確実

 +EC-CUBE単独で一つのサーバーを使用する方が、快適で安定する

 

5.EC-CUBE導入の流れ


 

5.1. パートナーにサイト構築を依頼する

  • パートナーを探す

  + EC‐CUBEインテグレートパートナー:インテグレートパートナー企業の所在地・得意分野・費用の目安などを参考にしながら、パートナーを絞り込めます。開発の得意分野を見て、相談できるパートナー企業を選びましょう。プラグイン実績などを見ることもできます。

  +ECサイト構築・デザイン制作事例一覧: インテグレートパートナー企業は、多数ある中からジャンル別で検索して探すことができます。各パートナー企業の制作事例を見ると、その会社が制作するECサイトのイメージがわかりやすいです。実際に構築されたECサイトを見て、デザインや構成がイメージと合うパートナーを選ぶといいでしょう。

  • パートナーに問い合わせる

EC‐CUBEインテグレートパートナーから、希望する要件、イメージ、予算などを添えて問い合わせてみましょう。無料で見積りを出してくれる企業もありますので、気軽に相談してみましょう。

  • パートナーがヒアリング・見積りをする。

インテグレートパートナー企業が、デザイン・構成・機能等の詳細をヒアリングし、要件をまとめます。要件がまとまれば、開発費用の見積りを出します。
その見積りを見て、要件や予算などが希望に合っていれば、制作・開発を依頼します。

  • ネットショップを構築する。

いよいよネットショップがスタートします。

5.2. 自分でサイトを構築する

  • サーバを選択する。

  + システム要件を確認しましょう。

システム要件は、開発情報ページで確認できます。
ここでは、「開発情報」と「開発環境」を開発者向けに公開しています。

  + EC-CUBEをインストールするサーバを準備します。

サーバはレンタルすることもできます。
EC-CUBEが使えるレンタルサーバーに、EC-CUBEをホスティングの付属サービスとして導入している企業が載っています。この中から選ぶことができます。

  • 決済方法を導入する。

カード決済の導入には、審査等を含め1カ月以上かかりますので、オープンと同時に利用できるようにするためには、早めに申し込んでおいた方がいいでしょう。
カード決済には、EC-CUBEペイメント(公式)が便利です。また、決済サービスもEC-CUBEで使える決済サービスに掲載されている一覧から選ぶことができます。

  • カスタマイズ

ここでは、レイアウトやデザインの変更を行います。
カスタマイズには、プラグインを使用します。ストアからお好みのデザインテンプレートを選んだり、機能を追加したりして、思い通りのショップを実現しましょう。

  • 商品登録や各種設定を行う。

管理画面から「基本情報管理」を設定します。基本情報管理で、商品情報などを登録しましょう。また、購入動作やメール文面などのチェックも必要です。

  • ネットショップを公開する。

いよいよネットショップがスタートします。

 

6. まとめ


今回はEC-CUBEの機能と流れをご紹介しました。

EC-CUBEはオープンソースのためソースコードを読むこともできますし、実際に試用して使い勝手を確認することもできます。

まずは一揃いの機能が搭載されているEC-CUBEでECサイトのコンテンツ管理システムがどんなものかを掴むのも良いでしょう。

今回ご紹介した情報が、ECサイトの構築をご検討の方に役立つと幸いです。

無料見積もりはこちらから▶

EC-CUBEでECサイト開発をご検討されている方々はぜひ一度ご相談ください。

※以下通り弊社の連絡先

アカウントマネージャー: トゥイ(日本語・英語対応可)

電話番号: (+84)2462 900 388

メール:  konnichiwa@hachinet.jp

お電話でのご相談/お申し込み等、お気軽にご連絡くださいませ。

If you need advice regarding any of our services, please feel free to contact us.
  • Offshore Development
  • Engineer Staffing
  • Lab Development
  • Software Testing
*Our contact information is as follows:
Phone: (+84) 2462 900 388
Email: contact@hachinet.com
Please feel free to contact us for consultations or applications via phone.
Click here for a free quote.

Tags

If you have any questions or would like to collaborate with Hachinet, please leave your information here. We will get back to you shortly.

 Message is sending ...

Related Articles

 2026年05月11日

フロントエンド開発:現代UIの実装戦略を実務視点で徹底解説

現在のフロントエンド開発は、単に「画面を作る作業」ではありません。ReactやNext.jsの普及によって、UIはバックエンド・API・状態管理・アクセシビリティ・パフォーマンス最適化まで含めた“アプリケーション全体の設計領域”へ変化しています。特に大規模Webアプリでは、見た目だけ整ったUIよりも、「変更に強く、壊れにくく、チームで継続開発しやすい構造」を作れるかどうかが重要です。本記事では、現代フロントエンドに必要な実装戦略を、実務視点で体系的に整理します。

 2026年05月07日

開発フェーズ:効率的な実装プロセスを実務視点で徹底解説

Webアプリ開発では、技術力そのものよりも「どの順番で、どの粒度で、どのように実装を進めるか」が開発速度と品質を大きく左右します。実際の現場では、コードを書く時間よりも、仕様確認・設計の認識合わせ・レビュー対応・不具合修正に多くの時間が使われています。そのため、効率的な開発フェーズとは、単純に実装を高速化することではなく、「迷い・手戻り・認識ズレ」を減らしながら継続的に品質を積み上げる仕組みを作ることにあります。本記事では、Webアプリ開発における実装フェーズの考え方から、実務で使われる進め方、設計・レビュー・CI/CD・チーム開発までを体系的に整理します。

 2026年05月04日

要件定義:成功するWebアプリはここで決まる【実務フローと失敗しない設計】

Webアプリ開発において最も重要な工程は「要件定義」です。この段階でプロダクトの方向性、機能範囲、品質基準がほぼ決まります。実装フェーズでどれだけ優れた技術を使っても、要件が曖昧であれば価値のあるプロダクトにはなりません。特に近年は、AIによる自動生成開発が普及し、「何を作るか」を言語化する力そのものが成果に直結する時代になっています。本記事では、要件定義の基本から実務で使える具体的な進め方、さらにAI時代における要件設計の考え方までを体系的に解説します。

 2026年04月28日

Webアプリとは何か?仕組み・種類・アーキテクチャをコード付きで完全解説

なぜ今、多くのサービスがWebアプリとして提供されているのでしょうか。その理由は、「どのデバイスでも同じ体験を提供できる」という設計にあります。Webアプリはブラウザ上で動作し、インストール不要で利用できるだけでなく、開発者視点ではフロントエンド・バックエンド・API・データベースが連携するシステムとして構築されます。本記事では、初心者向けの基礎から、Node.jsとReactによる実装イメージまでを一貫した流れで解説します。

 2026年04月24日

iPhoneからAndroidへ乗り換える完全ガイド|データ移行・失敗回避・最適化まで網羅

iPhoneからAndroidへの乗り換えは、単なる機種変更ではなく、データ管理やアプリ環境を含めた「使い方そのもの」を切り替える作業です。最近では公式の移行ツールが整備され、基本的なデータは数十分で移せるようになりましたが、事前準備を怠るとメッセージの不具合やデータ欠損といった問題が発生する可能性があります。本記事では、初めての乗り換えでも迷わないように、準備から移行、設定、トラブル対処までを順序立てて解説します。

 2026年04月22日

AI時代のAndroid活用術|マルチステップ自動化で仕事と生活を最適化する方法

2026年現在、Androidは単なるスマートフォンではなく、AIエージェントが常時稼働する「処理基盤」へと進化しています。GeminiやChatGPTのようなマルチモーダルAIがOSレベルで統合されたことで、ユーザーはアプリを個別に操作する必要がなくなり、「意図」を伝えるだけで複数の処理が連続的に実行されるようになりました。この変化は単なる効率化ではなく、意思決定や情報整理といった知的作業そのものを再設計するものです。実際、AIを活用する人とそうでない人の間では、生産性で約10倍、収入面でも大きな差が生まれています。本記事では、この差を埋めるためのAndroid AI活用戦略を、具体的なツール構成と導入プロセスを含めて実践レベルで解説します。

 2026年04月21日

Android自動化で時間を増やす方法|知らないと損する効率化戦略

Androidの自動化を適切に活用すると、日常のルーチンタスクを大幅に削減できます。通知の確認や設定の切り替え、移動中の操作といった細かな作業は、1回あたりは短時間でも積み重なると無視できない負担になります。これらを自動化によって仕組み化すれば、手動操作の回数を減らし、思考や判断に使う時間を確保できます。本記事では、自動化の基本概念から具体的なツール、実践的な設定例、さらに段階的な導入戦略までを、現実的に再現できる形で整理します。

 2026年04月16日

MacroDroid入門 ― スマホ操作を自動化して“何もしない時間”を増やす方法

毎日スマートフォンで同じ操作を繰り返していませんか。Wi-Fi のオンオフ、サイレントモードの切り替え、特定の時間にアプリを開く――こうしたルーチン作業は一つひとつは小さくても、積み重なると大きな時間ロスになります。「できれば自動でやってほしい」と感じたことがある人も多いはずです。そんな願いを実現してくれるのが、Android の自動化アプリ MacroDroid です。本記事では、初心者でもすぐに使える MacroDroid の基本から、日常で役立つ自動化の具体例までを分かりやすく解説します。